浮気を許すか許さないか
パートナーの浮気を許せる?
恋人や妻、夫など配偶者の浮気を許すことはできますか?
程度による、関係性による、態度によるなど見解はそれぞれ分かれると思います。
また、考え方や価値観、感情や気持ちの面だけでなく、置かれている状況でも許すかの度合いが変わってくることも少なくありません。
例えば、恋人同士での浮気と夫婦間の浮気ではどちらが許す度合いが高いのでしょうか。
もちろん、その人の性格や浮気の状態にもよりますが、一般的には夫婦間の方が許す度合いが高くなります。
なぜなら、恋人同士はまだ結婚していないわけで、浮気が許せなければ別れて次の人を探せばいいだけです。
無理に浮気する相手と付き合っていく必要はありません。
一方、夫婦となると結婚生活で築き上げてきた財産や、子どもの問題もありますし、いずれかの収入に頼って生活していて仕事をしていないという方もいます。
今後の生活を考えたり、子どものことを考えたり、世間体や家族、親族などのことや結婚をお祝いしてくれた多く人の顔が浮かんできて離婚は難しく、許さざるを得ないケースもあるからです。
どこまでなら許せる?
恋人同士にせよ、夫婦にせよ、許せる範囲と許せない範囲があるかもしれません。
いざ、その状況にならないと難しい場合もありますが、たった1回だけの関係とか、お互いに本気ではなかったとわかれば、いわゆる火遊びとして許す方もいます。
特に夫婦間では軽度と考えられる場合は許す場合が多いのですが、恋人同士の場合、たった1度や軽度の関係であっても、浮気癖があると思われ、これからも浮気するに違いないと早々と見限ってしまう方もいます。
一方、単身赴任中や遠距離恋愛中、日々、生活を共にする夫婦であったり、同棲中であったりするのに、長きに渡って浮気を続けていたという場合は裏切られたという想いが強くなるようです。
また、お互いに本気であると感じられ、気持ち的にも冷めてしまいます。
さらに相手が妊娠したり、自分が知らないうちに子どもが生まれていたりしたとなれば、許せない度合いが強くなるでしょう。
妥協して許す?
一般的な感情としては許せないケースでも、状況を考えて妥協して許すという方もいます。
夫婦間の子どもにとって両親がそろっていた方がいいと考えて離婚を踏みとどまる方は少なくありません。
また、夫婦間に子どもができなかったために、浮気相手と子どもを作っても責められないと自己嫌悪する方もいます。
中には相手の女性との合意のもとで、養子に迎えるというケースも少なからずあるものです。
生活や将来のことを考えて許す?
現在、専業主婦をしていたり、パート収入くらいしかなかったりと、夫の浮気を理由に離婚しても経済的に自立していく不安が残ります。
年齢を重ねている場合には年齢的に仕事を見つけるのも難しくなります。
専業主婦として長期のブランクがあると、働くことのハードルも高いでしょう。
また、年齢的にはまだ十分に仕事を受けられるケースでも、子どもを抱えてシングルマザーとなれば、やはり経済的に不安になるものです。
自分一人ならまだしも、子どもには辛い生活をさせたくない、進学やスポーツなどの夢をあきらめさせたくないと思うと、浮気をした夫との離婚を選択せず、許せない気持ちを封印する方も少なくありません。
一方、経済的に自立している女性なら、子どもを連れてでも離婚に踏み切る方もいます。
自分は自分と許す人
経済的に自立している女性の場合、夫が浮気をしても、離婚もせず、相手にもしないという方もいます。
夫婦関係が破綻していても、結婚している方が体裁がいいと籍は抜かず、それぞれ別のマンションで生活する方もいるほどです。