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浮気の境界線と浮気の証拠

浮気の境界線

恋人や配偶者が誰かと浮気したかどうかというのは、個人の価値観でそれぞれ異なると思います。

しかし、相手を訴えたり慰謝料を請求するにあたっては不貞行為という法律的な問題となりますので、どこからが不貞行為となるのかの境界線があります。

慰謝料の対象となる法的な浮気の境界線がどこにあるのか気になりませんか?

 

  • ・異性と手を繋いで歩いていた
  • もし、夫(妻)の上記の様な光景を目撃したら「夫(妻)は浮気している!」と思われるかもしれません。

    確かにその通りかもしれませんが、仮にその光景を写真や映像に収めたとしても、これだけでは法的に性行為があったと証明する証拠とすることはできません。

     

    では、以下の場合はどうでしょうか?

  • ・抱き合っていた
  • ・キスをしていた
  • これも一般的には不倫関係にあると言えるものですが、訴訟においてはこれでも証拠とすることはできません。

    その理由は、これらが性行為をしたとまでは言えない状況だからです。

     

    では法的な浮気の境界線はどこにあるのでしょうか?

  • ・二人でラブホテルに入った
  • ・二人でホテルの同じ部屋で宿泊した
  • 浮気相手との性的関係を証明できるものとしては、少なくともラブホテルを利用したり、ホテルで二人が宿泊したと言える証拠が必要になります。

     

    交際関係を補強する浮気の状況証拠

    但し、手を繋ぐ・抱き合う・キスをするなどの行為は、通常の友人・知人関係では考えられない行為ですので、交際関係にあることを補強する状況証拠になると言えます。

    また、行動だけでなく、相手とのメールのやりとりなどで、親密さや交際関係をうかがわせるものがあれば、それも同様に状況証拠になります。

    これらは、二人がラブホテルではなく、マンションなどに宿泊している場合などに特に有効と言えるでしょう。

    状況証拠は多ければ多いに越したことはなく、浮気調査を行ってその日は不貞行為がなかったとしても、二人の親密さをうかがわせるものがあれば後々に性的関係を補強できる証拠になると言えます。

    浮気・不倫の立証

    浮気・不倫(不貞行為)は民法709条不法行為に該当します。

    不法行為は被害者側に(因果関係の)立証責任があり、不貞行為のケースで言うと「浮気された方自らが証拠をもって浮気の証明を行わなければならない」ことになります。

    浮気・不倫の証明における最も有効な証拠は、浮気現場を写真や映像でおさめたものとなります。

    しかしそのためには通常は尾行や張り込み・撮影などを駆使しなければならず、自らの配偶者の素行を調べて浮気現場をおさえることは、現実的には相当に困難と言ってよいかと思います。

    但し、浮気の立証を自ら行わなければならないと言えども、浮気証拠収集は興信所や探偵が行っても問題はありませんし、証明自体は弁護士が浮気された方の代理人として行うことができます。

    たとえお一人では困難なことであっても、興信所・探偵や弁護士などのサービスを利用することによって可能になると言えるでしょう。