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最近の浮気調査について

パートナーの行動に不審な点を感じ、「もしかして浮気?」と疑念を抱くことは、非常につらく、不安なものです。残念ながら、浮気や不倫は後を絶たず、それに伴い、探偵事務所への浮気調査のご依頼も依然として多く寄せられています。

しかし、ひとくちに浮気調査といっても、その手法や依頼者様が求めるものは、時代とともに変化しています。特に近年は、スマートフォンの普及やSNSの利用拡大など、デジタル技術の進展が調査に大きな影響を与えています。また、依頼者様の意識も変化しており、より迅速で確実な証拠収集や、調査後の精神的なサポートを求める声も高まっています。

このページでは、長年多くの浮気調査に携わってきた専門家の視点から、「最近の浮気調査」の動向や特徴、そして調査を依頼する際に押さえておくべき重要なポイントについて、詳しく解説していきます。もしあなたがパートナーの浮気に悩み、調査をお考えなら、ぜひご一読いただき、後悔のない第一歩を踏み出すための参考にしてください。

第1章:最近の浮気調査における変化

浮気調査の手法や依頼者様のニーズは、社会の変化とともに常に進化しています。ここでは、最近特に顕著に見られる変化について解説します。

デジタル化の進展とその影響

現代社会において、スマートフォンやインターネットは生活に不可欠なツールとなりました。これは浮気調査の世界にも大きな影響を与えています。

スマートフォンの普及と証拠のデジタル化

かつて浮気の証拠といえば、手紙や写真、あるいは聞き込みによる情報などが主でしたが、現在はLINEや各種SNSのメッセージ履歴、メール、通話履歴、位置情報アプリの記録などが、浮気の有力な証拠となり得ます。パートナーのスマートフォンから、不貞行為をうかがわせるやり取りが見つかるケースは非常に多く、調査においてもこれらのデジタルデータの解析が重要度を増しています。ただし、個人のスマートフォンを無断で見る行為はプライバシー侵害にあたる可能性があり、得られた情報が法的に有効な証拠として認められるかについては慎重な判断が必要です。探偵は、法に触れない範囲で、これらのデジタル証拠の収集をサポートしたり、その存在を裏付けるための行動調査を行ったりします。

GPS機器の進化と活用

GPS発信機も進化を続けており、より小型で高精度、かつ長時間の稼働が可能なものが登場しています。これにより、対象者の行動パターンを詳細に把握し、効率的な尾行・張り込み計画を立てることが可能になりました。例えば、特定の場所に頻繁に立ち寄っていることがGPSで判明すれば、その場所での張り込みを重点的に行うことができます。ただし、GPSの取り付け場所や方法によっては違法となるケースもあるため、専門家である探偵に任せるのが賢明です。当事務所では、最新のGPS機器を活用しつつ、法令を遵守した調査を行っています。

オンラインでの出会いの増加

マッチングアプリやSNS、オンラインゲームなど、インターネットを通じた出会いが一般化し、そこから不倫関係に発展するケースが増加しています。これらのオンライン上の関係は、周囲に気づかれにくく、匿名性も高いため、浮気が発覚しにくいという特徴があります。探偵は、依頼者様から提供された情報(アカウント名ややり取りの一部など)を元に、相手の特定や、実際に会っている現場を押さえるための調査を行います。

デジタルフォレンジックの技術

デジタルフォレンジックとは、スマートフォンやパソコンに残されたデジタルデータを収集・分析し、法的な証拠を見つけ出す技術のことです。意図的に削除されたメッセージや画像データなども、専門的な技術を用いれば復元できる可能性があります。ただし、高度な専門知識と設備が必要であり、すべての探偵社が対応できるわけではありません。必要に応じて、信頼できる専門業者と連携することもあります。

依頼者のニーズの変化

浮気調査を依頼される方の目的や求めるものも、時代とともに変化しています。

早期解決志向と費用対効果の重視

長引く不倫関係は、精神的にも経済的にも大きな負担となります。そのため、できるだけ短期間で決定的な証拠を押さえ、問題を早期に解決したいと考える方が増えています。また、調査費用についても、無駄な調査は避け、費用対効果の高い調査を求める傾向が強まっています。探偵社には、依頼者様の状況を的確に把握し、効率的で最適な調査プランを提案する能力が求められます。

精神的サポートの需要の高まり

パートナーの浮気は、計り知れないほどの精神的ショックとストレスをもたらします。調査中も不安や疑念に苛まれ、精神的に不安定になる方も少なくありません。そのため、単に証拠を収集するだけでなく、依頼者様の気持ちに寄り添い、精神的なサポートを行うことの重要性が増しています。カウンセリングの資格を持つ相談員が在籍する探偵社や、提携するカウンセラーを紹介してくれる探偵社も増えています。

女性からの依頼増加と意識の変化

かつては夫の浮気調査を依頼する妻、というケースが多数派でしたが、近年は妻の浮気を疑う夫からの依頼も増加傾向にあります。また、女性の社会進出や経済的自立が進んだことにより、浮気をされた場合に泣き寝入りするのではなく、自身の権利を守るために積極的に行動を起こす女性が増えています。「浮気の証拠を押さえて、有利な条件で離婚したい」「浮気相手に慰謝料を請求したい」といった明確な目的を持って依頼される方が多くなっています。

法的な留意点の変化

探偵業も法律と無関係ではありません。関連法規の改正や社会的な意識の変化に伴い、調査を行う上での留意点も変化しています。

個人情報保護法の厳格化

個人情報保護への意識が高まり、法律も厳格化されています。探偵は、調査対象者や関係者の個人情報を適切に取り扱い、プライバシーに最大限配慮した調査を行う必要があります。違法な手段で情報を収集することは許されず、そのような行為を行う探偵社は信頼できません。

プライバシー権への配慮

たとえ夫婦間であっても、過度な監視やプライバシーの侵害は問題となる可能性があります。例えば、無断でGPSを長期間取り付け続ける行為や、盗聴・盗撮などは、プライバシー権の侵害やその他の法律に抵触する恐れがあります。探偵は、法的なリスクを十分に理解し、適法な範囲内で調査を行います。

違法に収集された証拠の効力

万が一、違法な手段で証拠を収集した場合、その証拠が裁判で認められない可能性があります。そればかりか、逆に相手から訴えられるリスクも生じます。プロの探偵は、法的に有効な証拠を、合法的な手段で収集することの重要性を熟知しています。

探偵業界の動向

探偵業界自体も、社会の変化に対応しようと変化しています。

専門性の高い探偵社の増加

浮気調査、人探し、企業調査など、特定の分野に特化した専門性の高い探偵社が増えています。それぞれの分野で高度なノウハウや技術を蓄積し、より質の高いサービスを提供しようという動きです。

オンラインでの情報発信の活発化

多くの探偵社がウェブサイトやブログ、SNSなどを活用し、積極的に情報を発信するようになりました。これにより、依頼者様は事前に多くの情報を得ることができ、探偵社を比較検討しやすくなりました。ただし、情報が多すぎるあまり、どの情報が正しいのか見極めるのが難しいという側面もあります。

第2章:浮気調査を依頼する前に知っておくべきこと

パートナーの浮気を疑い、探偵への依頼を考え始めたとき、まず何から手をつければ良いのでしょうか。焦りや不安から、すぐにでも調査を依頼したい気持ちになるかもしれませんが、一度立ち止まって冷静に考えるべき点がいくつかあります。

本当に浮気調査が必要か?

まず自問していただきたいのは、「本当に浮気調査が必要なのか?」ということです。

浮気を疑うきっかけの整理

パートナーのどのような行動から浮気を疑うようになったのか、具体的に書き出してみましょう。「帰宅時間が遅くなった」「休日に一人で外出することが増えた」「スマートフォンを肌身離さず持ち、ロックをかけるようになった」「服装や下着の趣味が変わった」「急に優しくなった、あるいは冷たくなった」など、具体的な変化を客観的に見つめ直すことが大切です。一時的な気の迷いや、単なる思い過ごしである可能性もゼロではありません。

夫婦間での話し合いの試み

もし可能であれば、探偵に依頼する前に、まずは勇気を出してパートナーと話し合いの機会を持つことも検討してみてください。もちろん、問い詰めるような口調ではなく、あなたの不安な気持ちや、関係を改善したいという思いを正直に伝えることが重要です。ただし、相手が逆上したり、証拠を隠滅したりする可能性も考慮し、慎重に進める必要があります。話し合いが難しい状況であったり、すでに浮気の確信に近いものがある場合は、無理に話し合いをせず、専門家への相談を優先する方が良いでしょう。

調査目的の明確化

何のために浮気調査をするのか、その目的を明確にすることが非常に重要です。目的によって、必要な証拠の種類や調査の進め方が変わってくるからです。

  • 離婚のため: 浮気の事実を証明し、有利な条件(慰謝料、財産分与、親権など)で離婚したい。
  • 関係修復のため: 浮気の事実を確認し、相手に反省を促し、夫婦関係を再構築したい。
  • 慰謝料請求のため: 配偶者や浮気相手に対して、精神的苦痛に対する慰謝料を請求したい。
  • 単に事実を知りたい: 白黒はっきりさせて、次のステップに進みたい。

目的が明確であれば、探偵もそれに沿った最適な調査プランを提案しやすくなります。

探偵選びのポイント

浮気調査の成否は、どの探偵社に依頼するかで大きく左右されると言っても過言ではありません。残念ながら、探偵業界には悪質な業者も存在するため、慎重な見極めが必要です。

信頼できる探偵社の見極め方

探偵業の届出証明書の確認: 日本で探偵業を営むには、公安委員会への届出が義務付けられています。「探偵業届出証明書」が事務所の見やすい場所に掲示されているか、ウェブサイトに番号が記載されているかを確認しましょう。

事務所の所在地の確認: 実際に事務所が存在するのか、住所を確認しましょう。バーチャルオフィスやレンタルオフィスだけの業者は、トラブルがあった際に連絡が取れなくなるリスクがあります。できれば、直接事務所を訪問して相談できるところが望ましいです。

明確な料金体系: 料金体系が明確で、事前に詳細な見積もりを提示してくれるかを確認しましょう。どのような場合に「追加料金」が発生するのか、その条件や金額についても、契約前にしっかりと説明を求めることが重要です。「格安」を謳っていても、後から高額な追加料金を請求されるケースもあります。

契約内容の書面化: 契約時には必ず、「重要事項説明書」と「契約書」を交付してもらい、内容を隅々まで確認しましょう。調査の目的、範囲、期間、料金、解約条件などが明記されているか、不明な点や納得できない点があれば、遠慮なく質問し、納得できるまで説明を求めましょう。

過去の実績や口コミ: 探偵社のウェブサイトに掲載されている実績や、インターネット上の口コミ・評判も参考になります。ただし、良い口コミばかりが掲載されている場合や、逆に極端に悪い評価しかない場合は、情報の信憑性を慎重に見極める必要があります。あくまで参考程度と捉え、鵜呑みにしすぎないようにしましょう。

面談時の対応: 実際に相談員と面談した際の対応も重要な判断材料です。あなたの話を親身になって聞いてくれるか、質問に対して誠実かつ丁寧に答えてくれるか、専門知識はあるか、無理な契約を迫らないかなど、総合的に判断しましょう。高圧的な態度を取ったり、不安を煽るような言動をする業者は避けるべきです。

悪徳業者に注意

以下のような特徴が見られる業者は、悪徳業者である可能性があるので注意が必要です。

極端に安い料金を提示する業者: 他社と比較して異常に安い料金を提示し、契約後に高額な追加料金を請求したり、質の低い調査を行ったりするケースがあります。

強引な契約を迫る業者: 「今日契約すれば割引します」「今すぐ決めないと手遅れになります」などと契約を急かしたり、長時間にわたり執拗に勧誘したりする業者は危険です。

成功報酬の定義が曖昧な業者: 「成功報酬制」を謳っていても、「何をもって成功とするか」の定義が曖昧な場合があります。契約前に、成功の具体的な条件を書面で明確にしてもらう必要があります。

調査費用の相場と内訳

浮気調査の費用は、調査の難易度、期間、調査員の人数、使用する機材などによって大きく変動します。安ければ良いというものではなく、適正な価格で質の高い調査を行ってくれる探偵社を選ぶことが大切です。

料金プランの種類

時間料金制: 調査員1名1時間あたりの単価が決まっており、実際に調査にかかった時間と人数に応じて費用が計算されます。短期間の調査や、ある程度行動パターンが予測できる場合に有効です。

パック料金制: あらかじめ調査時間と料金がセットになったプランです。「20時間〇〇万円」といった形で、時間料金制よりも1時間あたりの単価が割安になることが多いです。ある程度の期間、集中的に調査を行いたい場合に適しています。

成功報酬制: 調査が成功した場合にのみ報酬が発生する、あるいは基本料金に加えて成功報酬が加算されるプランです。何をもって「成功」とするかの定義を契約前に明確にする必要があります。「浮気の証拠が撮れなければ0円」といった魅力的な謳い文句でも、実際には諸経費が別途請求されたり、成功のハードルが非常に高かったりするケースもあるので注意が必要です。

費用の内訳

一般的に、調査費用には以下のようなものが含まれます。

人件費: 調査員の費用。人数や稼働時間によって変動します。

車両費: 尾行に使用する車両(自動車、バイクなど)の費用、ガソリン代、高速道路料金など。

機材費: カメラ、ビデオカメラ、GPS発信機などの調査機材の使用料。

報告書作成費: 調査結果をまとめた報告書の作成費用。

その他経費: 張り込み中の飲食費、公共交通機関の利用費、遠方への出張費など、実費で請求されることが多いです。

一般的な費用の目安

あくまで目安ですが、調査員1名1時間あたり1万円~2万円程度が相場と言われています。2~3名のチームで調査を行うことが多いため、1時間あたり2万円~6万円程度になることもあります。パック料金では、10時間で20万円~50万円、20時間で40万円~80万円程度が一般的です。ただし、これはあくまで参考であり、個別の状況によって大きく異なります。

見積もりの重要性

必ず複数の探偵社から見積もりを取り、料金だけでなく、調査内容やサービス、信頼性などを総合的に比較検討しましょう。見積もりは無料で行っている探偵社がほとんどです。その際、見積もりの内訳を詳しく説明してもらい、追加料金が発生する可能性についても確認しておくことが重要です。

調査の流れ

探偵社に浮気調査を依頼した場合、一般的に以下のような流れで進められます。

相談・見積もり: 電話やメール、面談などで、現在の状況や調査の目的などを相談します。探偵社は、依頼者様の話を元に、最適な調査プランと見積もりを提示します。

契約: 調査内容、期間、料金、支払い方法、秘密保持などについて合意し、契約書を取り交わします。

事前調査・情報収集: 依頼者様から、対象者の写真、勤務先、よく利用する交通手段、おおよその行動パターン、浮気相手に関する情報(もしあれば)など、調査に必要な情報をできる限り詳細に提供していただきます。これらの情報が、効率的で確実な調査につながります。

本調査(尾行・張り込みなど): 事前情報と計画に基づき、調査員が対象者の尾行や張り込みを行い、不貞行為の証拠収集に努めます。対象者に気づかれないよう、細心の注意を払って行われます。

中間報告(必要に応じて): 調査の進捗状況や、重要な情報が得られた場合など、必要に応じて依頼者様に中間報告を行います。これにより、依頼者様は安心して調査の経過を見守ることができます。

証拠撮影・収集: 不貞行為の現場(ラブホテルへの出入りなど)を写真や動画で撮影し、法的に有効な証拠を収集します。

報告書作成・提出: 調査結果を詳細にまとめた報告書(写真や動画などの証拠資料を含む)を作成し、依頼者様に提出します。この報告書は、裁判になった場合の重要な証拠となります。

アフターフォロー: 調査終了後も、今後の対応(離婚協議、慰謝料請求など)についてのアドバイスや、必要に応じて弁護士などの専門家を紹介してくれる探偵社もあります。

第3章:浮気調査で得られる証拠とその活用法

苦労して浮気調査を依頼し、証拠が得られたとしても、それをどのように活用すれば良いのでしょうか。ここでは、法的に有効な証拠とは何か、そしてその証拠を具体的にどのように活用できるのかについて解説します。

法的に有効な証拠とは

単に「怪しい」というだけでは、法的な手続きにおいて浮気の事実を認めてもらうことは困難です。裁判などで不貞行為(一般的には肉体関係を指します)の存在を立証するためには、客観的で信頼性の高い証拠が必要となります。

不貞行為(肉体関係)を推認させる証拠

最も強力な証拠は、配偶者と浮気相手との間に肉体関係があったことを直接的、あるいは間接的に証明するものです。具体的には以下のようなものが挙げられます。

ラブホテルへの出入りを撮影した写真・動画: 時間経過がわかるように、複数回にわたる出入りの証拠があるとより強力です。

浮気相手の自宅や別宅への宿泊を証明する写真・動画: 一緒に夜を過ごしたことがわかる証拠。

性交渉をうかがわせるメールやLINEのやり取り: 「愛してる」「会いたい」「昨日は楽しかった」といった内容だけでは不貞行為の直接的な証拠とはなりにくいですが、性交渉があったことを具体的に示唆する内容(例:「避妊してね」「あのホテル良かったね」など)であれば、他の証拠と組み合わせることで有効性が高まります。

その他: 浮気を認める念書、音声録音(ただし、録音方法によってはプライバシー侵害となる可能性あり)、クレジットカードの利用明細(ラブホテルの利用など)、GPSの移動記録(ラブホテルや相手の家への滞在記録)なども、他の証拠を補強するものとして役立つ場合があります。

証拠の重要ポイント

法的に有効な証拠として認められるためには、以下の点が重要になります。

客観性: 誰が見ても不貞行為があったと推測できるような客観的なものであること。

継続性: 一度きりの密会ではなく、継続的な関係であることを示す証拠(複数回のデートや宿泊など)があると、不貞の悪質性が高いと判断されやすくなります。

日時・場所の特定: いつ、どこで、誰と何をしていたのかが明確にわかること。

合法的な収集方法: 違法な手段(盗聴、住居侵入など)で収集された証拠は、証拠能力が否定されることがあります。

調査報告書の重要性

探偵社が作成する調査報告書は、これらの証拠を時系列に沿って整理し、客観的な事実としてまとめたものです。写真や動画などの証拠資料とともに提出され、裁判においても有力な証拠として採用されることが一般的です。報告書の質は探偵社によって異なるため、契約前にサンプルを見せてもらうなどして確認しておくと良いでしょう。

証拠の活用方法

収集した浮気の証拠は、依頼者様の目的や状況に応じて、さまざまな形で活用することができます。

話し合いによる解決

まずは、収集した証拠を元に、配偶者と冷静に話し合う機会を持つことができます。

浮気の事実を認めさせ、謝罪を求める: 言い逃れのできない証拠を突きつけることで、相手に事実を認めさせ、謝罪を求めることができます。

今後の関係について話し合う: 関係修復を目指すのか、それとも離婚を選択するのか。証拠があることで、相手も真剣に話し合いに応じざるを得なくなるでしょう。

離婚協議・調停・裁判

離婚を決意した場合、浮気の証拠は法的な手続きを有利に進めるための強力な武器となります。

有利な条件での離婚: 相手が有責配偶者(離婚の原因を作った側)となるため、慰謝料、財産分与、子どもの親権や養育費などについて、有利な条件で合意しやすくなります。

有責配偶者からの離婚請求を退ける: 原則として、浮気をした側からの離婚請求は認められにくいです。もし相手から離婚を迫られていても、こちらに離婚の意思がなければ、証拠を提示することで請求を退けられる可能性があります。

慰謝料請求

浮気によって受けた精神的苦痛に対する損害賠償として、慰謝料を請求することができます。

配偶者への慰謝料請求: 浮気をした配偶者に対して請求します。離婚する場合はもちろん、離婚しない場合でも請求は可能です。

浮気相手への慰謝料請求: 配偶者と共同で不法行為を行った浮気相手に対しても、慰謝料を請求することができます。ただし、浮気相手が「既婚者であることを知らなかった(過失なく知らなかった)」場合には、請求が認められないこともあります。

慰謝料の相場と増減要素: 慰謝料の額は、婚姻期間、浮気の期間や頻度、態様、子どもの有無、精神的苦痛の度合いなど、さまざまな要素を考慮して決定されます。一般的な相場としては、数十万円から数百万円程度と言われていますが、個別のケースによって大きく異なります。確実な証拠があれば、より高額な慰謝料を得られる可能性が高まります。

関係修復のために

離婚ではなく、夫婦関係の再構築を望む場合でも、浮気の証拠は役立ちます。

浮気の原因を探り、再発防止策を講じる: なぜ浮気に至ったのか、その原因を夫婦で話し合い、二度と同じ過ちを繰り返さないための具体的な対策を一緒に考えるきっかけになります。

カウンセリングの利用: 浮気の事実を知ったショックや、相手への不信感は簡単には消えません。専門のカウンセラーのサポートを受けながら、夫婦関係の修復に取り組むことも有効な手段です。

自分で証拠を集める際の注意点

費用を抑えたいという理由から、自分で浮気の証拠を集めようと考える方もいらっしゃるかもしれません。しかし、素人が証拠収集を行うことには、以下のようなリスクやデメリットが伴います。

違法行為のリスク

相手のスマートフォンを無断でチェックしたり、GPSを無許可で取り付けたり、相手の車に盗聴器を仕掛けたり、浮気相手の家に無断で立ち入ったりする行為は、プライバシー侵害、不正アクセス禁止法違反、住居侵入罪、電波法違反などに問われる可能性があります。違法行為によって、逆にあなたが訴えられる立場になることもあり得ます。

証拠の有効性が認められない可能性

苦労して集めた証拠が、法的に有効なものとして認められないケースがあります。例えば、不鮮明な写真や、状況がよくわからない録音などは、証拠としての価値が低くなってしまいます。

相手に警戒されるリスク

尾行や張り込みに慣れていない素人が行うと、相手に気づかれてしまい、警戒心を強めさせてしまうことがあります。そうなると、その後のプロの調査も難しくなる可能性があります。また、証拠隠滅の機会を与えてしまうことにもなりかねません。

精神的負担

パートナーの裏切り行為を目の当たりにすることは、想像以上に精神的なダメージが大きいものです。冷静さを失い、感情的になってしまうことで、事態をさらに悪化させてしまうこともあります。

専門家に任せるメリットの再確認

探偵は、法律の範囲内で、効果的かつ確実に証拠を収集するための専門的な知識、技術、経験を持っています。また、客観的な第三者として冷静に調査を進めるため、依頼者様は精神的な負担を軽減できます。費用はかかりますが、確実な証拠を得て、その後の人生をより良い方向に進めるためには、専門家である探偵に任せるのが賢明な選択と言えるでしょう。

おわりに

パートナーの浮気は、信じていた相手からの裏切りであり、心に深い傷を残します。その疑念を抱えながら日々を過ごすことは、精神的に非常につらいものです。

もしあなたが今、そのような状況にあり、一人で悩み苦しんでいるのであれば、どうか抱え込まずに、私たちのような専門家にご相談ください。浮気調査は、決して後ろめたいものではなく、あなたが真実を知り、ご自身の権利を守り、そして新たな一歩を踏み出すための正当な手段です。

信頼できる探偵を選ぶことは、その第一歩として非常に重要です。この記事が、あなたが後悔のない選択をするための一助となれば幸いです。当事務所では、長年の経験と実績に基づき、依頼者様のお気持ちに寄り添いながら、最善の解決に向けて全力でサポートさせていただきます。秘密厳守はもちろんのこと、ご相談は無料ですので、どうぞお気軽にお問い合わせください。あなたの勇気が、未来を切り開く力となることを信じています。

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